何とも、素っ気ない手紙が来て、全てが白紙に。
まあ、それは、予測してたことでもあるが、こうまで、あっさり、白紙になるとは、思ってもいなかった。
でも、現実化しなくて済むことなら、あれは現実化しないほうがいいんじゃないかと思っていた。
人の書いた脚本だ。思いは、その人が引き受けるしかない。
ボクが引き受けたからといって不満が残るばかりだ。
あえて、返事は書かなかった。
相手に、未練が生まれても、もう遅い。
今は、丸写しした原稿も棚の上に置いてあるが、その内、屑籠に放り込まれるだろう。
実現しなかった他人の夢。
夢かな?
ほんとうに、夢なんだろうか?
疑わしいぞ。
文芸春秋で、小説を二本、読んだ。「ニムロッド」と「1R1分34秒」。
どちらも、面白かった。
現代的だ。
今が、文章に現れている。
後者は、随分と読むのに苦労したけど、幕切れもいいし、なにより、熱がある。
熱は、嫌いじゃない。
昭和の人間だからな。
熱は、嫌いじゃない。
いまのボクに、熱はある?
いや、
いや、
少しはあると、
それぐらいしか、言えない。
これから、ちょっとしたドライブに、行く。
高橋弘希を持って。
重くなるだろう、気分を背負って。
2019年2月18日月曜日
登録:
投稿 (Atom)
10月19日に思うこと、
総裁選が大騒ぎの果てに、終わったかと思ったら、今度は、衆議院解散で、選挙だ。31日投開票だから、あまり日もない。 議員たちが、国会から引き上げる様子を見ていると、次の選挙に向けて密かに闘志を燃やしているのか、あきらめているのか、うつむき加減で、深刻な表情を浮かべている。 ...
-
仲代達矢さんとの二度目の仕事が、すすんでいる。 『日本の悲劇』と題するこの映画のシナリオを、ボクは遺書を書くような気持ちで、書き綴っていった。 とてもこれは映画にはならないだろうなあと思っていた。遺書というものは、何度も書くものではないと思うし、書き直したりもしないものなんじ...
-
知ってる人は知ってるのだが、ボクはこの映画のもとになった脚本を随分前から持ち歩いていた。キャスト欄には名前も入っていたが、実現することはなかった。 こんなことは良くあることだったが、その時は、自主制作でも作る積りでいたので、製作を中止した時は、随分と落ち込んだ。 キャスト欄に...
-
HBO製作のこのドラマ。以前にも、一度観たことがあるが、体調が優れず、ほとんどを眠って過ごした。とにかく、体力がないとドラマや映画を観ることは出来ない。体力をつけるには、とにかく食べること。それに尽きるようだ。 食欲が出てきたときには、いままで敬遠していた映画を観ることが出来る...