2019年2月18日月曜日

2019/02/18

何とも、素っ気ない手紙が来て、全てが白紙に。
まあ、それは、予測してたことでもあるが、こうまで、あっさり、白紙になるとは、思ってもいなかった。

でも、現実化しなくて済むことなら、あれは現実化しないほうがいいんじゃないかと思っていた。
人の書いた脚本だ。思いは、その人が引き受けるしかない。
ボクが引き受けたからといって不満が残るばかりだ。

あえて、返事は書かなかった。
相手に、未練が生まれても、もう遅い。

今は、丸写しした原稿も棚の上に置いてあるが、その内、屑籠に放り込まれるだろう。
実現しなかった他人の夢。
夢かな?
ほんとうに、夢なんだろうか?
疑わしいぞ。


文芸春秋で、小説を二本、読んだ。「ニムロッド」と「1R1分34秒」。
どちらも、面白かった。
現代的だ。
今が、文章に現れている。
後者は、随分と読むのに苦労したけど、幕切れもいいし、なにより、熱がある。

熱は、嫌いじゃない。
昭和の人間だからな。
熱は、嫌いじゃない。

いまのボクに、熱はある?
いや、
いや、
少しはあると、
それぐらいしか、言えない。

これから、ちょっとしたドライブに、行く。
高橋弘希を持って。
重くなるだろう、気分を背負って。






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