2013年6月28日金曜日

『日本の悲劇』前売りについて、

『日本の悲劇』の前売り券は、初日でも、使用出来ますので、初日にご覧になりたいお客さまも、安心してお買い求めいただけます。
ポストカード付き前売り券は、各劇場窓口で、お求めください。
チケットぴあでも、発売中です!


 http://t.co/3Oqneo1u3w

『日本の悲劇』6/26のこと、

昨日はあいにくの雨で、『日本の悲劇』のマスコミ試写、きっと少ないだろうなと。
今まで、二回の試写では満席だったけど、それが、ピークだったかと、落胆した気持ちで、試写室まで行ったのだけど、何だか様子がおかしい。
エレベーターから降りたら、人だらけ。
前の試写を観に来たN嬢とばったり。
「すごいことになってますよ!」
と言う。
中に入ったら、もっと人だらけ!
早くも、席は埋まってしまい、外では宣伝スタッフが、補助席を出しながら、お客さんを誘導してる。
試写室の人が、出て来て、
「これ以上は無理だ。ただでさえ、避難口が、補助席で埋まってる。もう入れないでくれ!」
と、宣伝の人に、内緒話。
それでも、まだ、お客さんが、受け付けに来る。
何とか、前の床にすわってもらっても、観てもらえないかとボク。

何人かは、それで入って貰ったのだが、ついに、宣伝の人の判断で、お帰りいただくことになってしまった。
こんな事になるなんて、考えてもいなかった。
もちろん、嬉しい。

こんなに沢山の人に観てもらえるなんて、思ってもいなかったからだが、この先のことを考えると空恐ろしい。
『日本の悲劇』の公開は、8/31から。
まだ、二ヶ月もある。
みなさんの応援だけが頼りです。
どうか、よろしくお願いします!

2013年6月18日火曜日

SNSの皆さんへ、

『日本の悲劇』のヤフーの映像トピックスのアクセス数が、48万を超え、シネマトゥデイーで、初公開された予告篇が、17万を超えていると言う。
ちょっと、信じられない数字で、何が何だかわからないのだけれども、沢山の人たちに、この映画の存在が、知られるようになったのは、とても嬉しいことです。
テレビの視聴率は、1パーセント100万人に換算しているようで、それから考えれば、微々たるものなのかもしれないですが、自主映画であり、あるかないかの宣伝費で、細々とやっている我々としては、負けるとわかっていながらの戦いであったのに、ほんのわずかに救いが、もたらされ、希望のかけらが、見えてきました。
しかし、まだ、かけらに過ぎないと思っています。
そんなに興行は、甘いものではないと思っています。
散々、辛い目にもあってきましたしね。
でも、配給宣伝のスタッフの人たちの意気が上がったのは、確かなことです。
これもひとえに、数年前から、この映画に注目して、励まし、応援してくれたSNSの仲間たち皆さんのお蔭です。
本当に、ありがとうございます。

公開まで、2か月半近くあります。
これからも、どうか変わらぬ応援を、よろしくお願いします。







2013/6/18                                    小林 政広




ヤフー映像トピックス
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/movie/p38c14e0a872e6feba84026f9e4bc210c



2013年6月17日月曜日

『風切羽』に寄せて、


『風切羽』に寄せて、

 

 

 

小澤雅人監督と初めて会ったのは、全州映画祭のオープニングパーティーでだった。

スーツ姿の小澤監督を、旧知の女性から紹介されたのだ。

以前は、どの映画祭に行っても、日本人の監督は僕一人だったが、最近では、どこの映画祭に行っても、若い日本人の監督たちで溢れている。

正直、彼らと話すのは、疲れる。

若い創造することの熱気に圧倒されるからではない。それなら大歓迎なのだが、むき出しの自我と自信満々の立ち居振る舞いに辟易するのだ。

監督にはそういう面がなくては務まらないのだろうが、それを臆面もなく見せつけられると、頭を抱えてしまう。

だから、小澤監督と会った時も、ロクに話はしなかったと思う。

彼を紹介した知人の女性とも立ち話程度だった。

それから数日後、小澤監督の『風切羽』を観た。

『風切羽』は、その年の全州映画祭コンペティション部門で唯一の日本映画だった。

ボクは、前の年に、全州映画祭で、コンペティションの審査員をした。その時、掛かった唯一の日本映画『ももいろそらを』(小林啓一監督)と比較するためだった。

『ももいろそらを』をボクは、審査の席で、推したのだが、援護射撃は一切なく、選に漏れてしまった。しかし、その世界観は、高く評価されるべきものだと今でも思っている。『風切羽』がそれと比較してどうか? と言うのに、ボクは興味を持っていた。他のコンペ作品を一切見ないわけだから、そんな比較しかボクには出来なかったのだ。

冒頭からの20分で、ボクは、「これは、自主映画ではないのではないか?」と思った。あまたの自主映画と呼ばれているものとの差は歴然としている。

その完成度の高さは、商業映画のそれと何ら変わりがなかったからだ。技術関係の腕の確かさから来ているのかとも思った。

しかし、それと相反して、描かれているのは、児童虐待である。主役の秋月三佳が、滅法いい。ボクは、映画に引き込まれながら、自問したものだ。「やばいぞ! この監督は、凄い!」と!

描いている世界が、ボクと似たものを感じたからだ。こんな思いを抱いたことは滅多になかった。いや、初めてと言った方が良いだろう。

そのハラハラする思いは、映画の中盤まで続いた。

映画の後半から、その緊張感は失われて行き、少年と主人公の逃避行となって行き、ある事件によって、映画は、収束に入る。

「きょう、どこへ向かう?」

「コノヨの果てまで」

予告にも使われている、台詞だ。

アメリカンニューシネマを観て育った世代なら、この台詞の世界観から、映画の終わりは容易に想像できるに違いない。

『イージーライダー』しかり、『明日に向って撃て』しかり、『俺たちの明日はない』しかりだ。この世界観の終わりに来るのは、予期してなかった死。突然の幕切れだ。

しかし、小澤監督は、もちろん、アメリカンニューシネマを観て、育った世代ではない。もっとずっと後の世代だ。DVDで観たことはあっても、封切りの劇場で驚きと、無常観をもって、体験した世代ではない。だから、二人には、予期しなかった死は、訪れるはずもない。不思議なほどに、二人には、死の臭いも感じない。あるのは、何ら、希望のない、明日だけ。物足りないと言えば、物足りない。

巧みさと稚拙さが交互に、ひっきりなしに現われるところなど、新人監督らしい部分もある。

しかし、ボクは、小澤雅人監督を、『風切羽』を高く評価したい。この映画には、怒りがある。静かだが、熱がある。こんな新人監督は、滅多に現われるもんじゃない。恐るべき、子供だ!

 

 

2013/6/15




映画『風切羽』のオフィシャルサイトは、こちら、
 



 

 


 

2013年6月16日日曜日

311のあたりで、

「311のあたり」では、②③と続く予定でしたが、『日本の悲劇』公開時のパンフに、掲載することになりましたので、ここでは掲載できなくなりました。
パンフには、様々な方のレビューや論評などが掲載される他、仲代達矢さんからご寄稿いただいた言葉や、『日本の悲劇』のシナリオも、掲載されます。
映画公開時には、ぜひとも、劇場で、お手に取ってご覧いただき、お買い求めいただければと思います。
よろしくお願いします。

2013年5月30日木曜日

311のあたりで、①


ツイッターに投稿したものを、貼り付けていますので、下から、お読みください。
 
 
 
 
 
311のあたりで、①
 
 
 
 
 
『ギリギリの女たち』は7月に映画が完成した。東京国際映画祭でのプレミア上映が決まっていた。イマジカで初号試写を行いその夜は五反田で打ち上げ。それでしばらくは、体を休めるつもりだったがそうは問屋が卸さない。準備稿こそ出来てはいたものの納得のいかない台本を抱えていたからだ、

 

丸太をナタで叩き割ったような映画。『ギリギリの女たち』の編集で念頭に入れてたこと。役者たちには申し訳ないが何か所かはあえてNGテイクを使った。出来るだけ傷を作りたかった。商品からは遠く離れたもの。観客にとって作り手の意図などどうでもいいことだろうがこの映画にはそれが必要だった、

 

 
言わば『もうひとつのギリギリの女たち』は、メイキングと呼ぶものなのかも知れないがボクの中ではそのメイキングをメインにして劇中劇として『ギリギリの女たち』を使おうと考えた。この企画が、自主制作なら、それが『ギリギリの女たち』になっていたことだろう。幻の映画となってしまったわけだが、

 

もう一本の映画と言うのは、『ギリギリの女たち』を撮影している、その現場を、撮ると言うもの。『ことの次第』を思い起こしていた。助監督に頼んで、すべての撮影を、引き画のフィックスで、撮影してもらった。ボクらの焦燥や戸惑いを、残らず、映画にしてしまおうと思ったのだ、

 

『ギリギリの女たち』を撮りながらボクはもう一本別の映画を撮ろうと思った。それは撮影の前日に思いついたことだった。でなければどうにもバランスがとれない。被災した場所を極力撮影しないにしても被災地でつくりものの映画を撮ってる後ろめたさはボクだけじゃなく、スタッフたちにもあったからだ、

 

5月に『ギリギリの女たち』を唐桑で撮った。撮影期間は十日ほど。現場に来て正直竦んでしまった。陸前高田の惨状を見てしまったボクは気仙沼の町にはついに行けなかった。実景撮りに出た撮影部たちが蒼ざめた顔で戻って来た。明日には女優達が到着する。でも、何を撮っていいかすら分からなくなった、

 

『春との旅』が出来た時これ以上映画は作れないと思った。とてもじゃないが人格が破綻してしまう。いや既に破綻していた。だけど311の震災を、たまたま出て来た東京で、経験した。やっとのことで、大阪に戻り、それからはテレビに釘づけ。観ながら、ホントにおこがましいが、映画が作りたくなった、

2013年5月23日木曜日

『日本の悲劇』

『日本の悲劇』が、いよいよ、8/31より、全国順次、公開されます!



公式サイトは、こちら、

http://www.u-picc.com/nippon-no-higeki/






10月19日に思うこと、

  総裁選が大騒ぎの果てに、終わったかと思ったら、今度は、衆議院解散で、選挙だ。31日投開票だから、あまり日もない。 議員たちが、国会から引き上げる様子を見ていると、次の選挙に向けて密かに闘志を燃やしているのか、あきらめているのか、うつむき加減で、深刻な表情を浮かべている。 ...