病院の日だったが、そんなわけで行けず。
午前中の予定を潰して、午後からの仲代さんの「ジョン・ガブリエルと呼ばれた男」を観劇する。
とにかく、北欧(確かノルウェー)の作家、イプセンという人のことばかりが気になって仕方がない。
亡くなったKYさんが、ボクの書いたドラマに、「ペール・ギュント」のソルヴェイクの歌とオーゼの死を流してくれたことを思い出し、以来、「ペール・ギュント」は聴き続けていたが、「ジョン・ガブリエル~」の方は知らなかった。しかし話はどう見ても似通っていて、同じ作者の作品だということは、直ぐにわかる。
凄いホンを書く人だなと改めて感心する。
しかし、演出が、台本のままで古臭いのが惜しい。
これはこれでいいのだろうが、今の息吹きを感じるイプセンにして欲しかった。
劇場を出て、池袋を歩く。
『ワカラナイ』のロケの時を思い出す。
あれこれ迷った挙げ句にラーメン屋に入り、ビールとラーメン。
最近のラーメン屋は無愛想でなければならないようで、あまり気持ちのいいものではない。何か言ったら、怒られそうだ。
でも、経営者らしき人が入ってきたら、店員の態度もがらりと変わって、馬鹿丁寧になる。
何だよ、ただ機嫌が悪かっただけかよ。店の方針でもなんでもないのかとがっかり。
早々に店を出て、コーヒーを飲んで、休み、豊洲へ。
いつもの店で、焼酎を一杯呑んで帰宅。
2010/03/20
新百合ヶ丘へ。
『ワカラナイ』の上映初日。
優斗とのトークがあるので、向かったが、大渋滞でどうすることも出来ず、なんと2時間半かけて到着。
まったくどうなってるんだろう?
高速道路が安いからということもあるんだろうけど、それだけではない気がする。
でも、お客さん達が待っていてくれて、ロビーで少し、みんなの質問に答えたりした。
みなさん待っていてくれてありがとうございました!
優斗や彼の両親、トシキやらと食事。
『ワカラナイ』のパート2を作ります! と宣言。
優斗が二十歳になった時にやろうと思う。
あと、二年。
優斗がどんな男になっているか楽しみ。
いろいろあるんだろうなぁー。
トシキと話していたら、瀬々の映画が4時間越えだとか。
リレコ代だけでも大変だな。映倫もあるしな。
そんな話をする。
園子音の映画より、一分、一秒でも長くが目標とか。
よし! じゃあ、ボクは、瀬々のより、一分一秒でも長いのを作ろう!
と決意。
長ければいいってもんじゃないが、短いよりはいい。
最近、そう思っている。
評論家は、「短い!」と文句を言う人はいないが、「長い!」と文句を言う人はいる。
だったら短いより長いほうがいいに決まっているのだ。
2010/03/21
ラボへ。『ワカラナイ』メイキングの編集。
とは言え、あらかた終了しているので、確認程度。
ほんの少し手を加えて、おしまい。
付き合ってくれた清野くん、ありがとう。
寄り道して帰ろうと思っていたが、嫌な予感がして、まっすぐ帰ることに。
予感は的中。
首都高大渋滞。
最後まで、ノロノロ運転で、もう思い切り疲れが出て、帰宅したらフラフラ。機嫌悪し。
やはり連休は出るもんじゃない。
ソファーで横になっていたら、足が攣る。
また始まったと思い、立って痙攣がおさまるまで待ち、風呂に入る。
最近、足の事が気にならない日はない。
2010年3月22日月曜日
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