『日本の悲劇』について、池島さんが、書いてくれました。
嬉しいです! 池島監督(俳優もしていますので、やはりさん付けの方がいいのかどうかわかりませんが)ありがとうございました!
小林政広作品『日本の悲劇』試写にて見た。
あっという間の100分だった。
この作品は簡単に面白かったとか、凄かったとか、感動したとかいう言葉を封印する。
仲代達矢氏と北村一輝とのふとしたやり取りに笑いをにじませながら、映画はいつしか見るものの集中力緊張感を高めていく。
それはギリギリに引き絞られた弓矢の糸をみるかのような感覚。
小林監督の演出は前作『ギリギリの女たち』以上のギリギリ感をこの作品に与えたかのよう。
映画が終わった時、えっこれで終わりという唐突感を感じたが、つまりそのギリギリ感のだからこその緊張感をもっと味わっていたかったからかもしれないが、やはりあのへんが見るほうとしての限界点かもしれない。
全く一瞬たりとも弛むことのない見事な作品であった。という賛辞くらいは言っておいてもいいだろう。
小林監督の演出はとにかく凄まじい。
どこまで行くんだろう?
必見!
8月31日より、渋谷ユーロスペース、新宿武蔵野館等にて公開!
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