おいらいつも見知らぬ町にいて
ひとりぼっちだったような気がする
だっていつも通る貨物列車を見て
いつか飛び乗ってしまいたいと思うから
何日も何日も汽車はおいらを乗せて行く
いくつもの虹の間を抜けて
ずっと遠く誰か 愛する人の
待ち焦がれている土地へ
生まれたところだけがおいらの
落ち着ける所じゃないと思うし
このくたびれた貨物列車においらの
擦り切れた人生を乗せて行くんだ
昨夜の夢にうなされ疲れた
体を線路に放り出して
海の向うまでもこの貨物列車に
ひきずらせてしまいたいと思う
海を越え 山を越え 丘を越えて
空と陸との間を抜けて
ずっと遠く誰か 愛する人の
待ち焦がれている土地へ
おいらこうして見知らぬ町にいて
生あったかいため息をついてる
おはよう 寄る辺ない小鳥たちよ
おやすみ やさしい小鳥達よ
2010年11月11日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
10月19日に思うこと、
総裁選が大騒ぎの果てに、終わったかと思ったら、今度は、衆議院解散で、選挙だ。31日投開票だから、あまり日もない。 議員たちが、国会から引き上げる様子を見ていると、次の選挙に向けて密かに闘志を燃やしているのか、あきらめているのか、うつむき加減で、深刻な表情を浮かべている。 ...
-
仲代達矢さんとの二度目の仕事が、すすんでいる。 『日本の悲劇』と題するこの映画のシナリオを、ボクは遺書を書くような気持ちで、書き綴っていった。 とてもこれは映画にはならないだろうなあと思っていた。遺書というものは、何度も書くものではないと思うし、書き直したりもしないものなんじ...
-
知ってる人は知ってるのだが、ボクはこの映画のもとになった脚本を随分前から持ち歩いていた。キャスト欄には名前も入っていたが、実現することはなかった。 こんなことは良くあることだったが、その時は、自主制作でも作る積りでいたので、製作を中止した時は、随分と落ち込んだ。 キャスト欄に...
-
HBO製作のこのドラマ。以前にも、一度観たことがあるが、体調が優れず、ほとんどを眠って過ごした。とにかく、体力がないとドラマや映画を観ることは出来ない。体力をつけるには、とにかく食べること。それに尽きるようだ。 食欲が出てきたときには、いままで敬遠していた映画を観ることが出来る...
0 件のコメント:
コメントを投稿