おいらいつも見知らぬ町にいて
ひとりぼっちだったような気がする
だっていつも通る貨物列車を見て
いつか飛び乗ってしまいたいと思うから
何日も何日も汽車はおいらを乗せて行く
いくつもの虹の間を抜けて
ずっと遠く誰か 愛する人の
待ち焦がれている土地へ
生まれたところだけがおいらの
落ち着ける所じゃないと思うし
このくたびれた貨物列車においらの
擦り切れた人生を乗せて行くんだ
昨夜の夢にうなされ疲れた
体を線路に放り出して
海の向うまでもこの貨物列車に
ひきずらせてしまいたいと思う
海を越え 山を越え 丘を越えて
空と陸との間を抜けて
ずっと遠く誰か 愛する人の
待ち焦がれている土地へ
おいらこうして見知らぬ町にいて
生あったかいため息をついてる
おはよう 寄る辺ない小鳥たちよ
おやすみ やさしい小鳥達よ
2010年11月11日木曜日
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