汽車から降りれば
小さな駅で
迎えてくれる 父と母
手を振って 俺を呼ぶ
幼馴染の女
思い出の故郷の駅
帰った俺を 迎えてくれる
思い出の ふるさとの駅
都会の隅で はぐれた俺
仁義と恩義に 縛られ
人の親を 殺した俺
これ以上生きられないと思った
それでも思い出す
ふるさとの駅
鉄格子の向う 月の駅
あと何日 俺の命はある?
許されるはずもない
それでも、夢に見る
ふるさとのあの駅
鉄格子の向う 月の駅
帰った俺を 迎えてくれる
思い出の 月の駅
2010年11月11日木曜日
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