『春との旅』初日。
タクシーで、新宿へ。
今日は飲む予定なので、用心してタクシーにした。
呑んで、歩くと必ず脚が攣るからだ。
タクシーの中で、死ぬほどのたうった時のことを思い出すと、今でも震える。
それほど痛かった。両足が一度に攣るというのは、それまで何度かあったが、狭いタクシーの中と言うのは初めてで、
「止めてください!」
とも言えない。
激しい痛みの中では、タクシーから降りることも出来ないからだ。
しかも、外は雨だった。
傘も持っていなかった。
よしんば降りても、痛みが治まるまで雨の中にいるわけにもいかない。
だから今日は用心してタクシーにしたのだが、そしてそれが幸運にも喫煙可のタクシーで、「やったあー」と思ったが、息子も乗っているので吸うわけにはいかない。
我慢して、新宿まで。
カフェで、軽く昼食をとる。
いよいよ、初日。
色々と思いをかみしめる。
舞台あいさつを終えて、打ち上げ。
ビール、一杯。それもワイングラスというのが悲しい。
珍しく、仲代さんもいらっしゃる。
テレビの番組で、仲代さんの特集コーナーがあるらしく、そのコメント撮り。
終わったら、会は閉会。
Sと家族で、三丁目へ。
久しぶりにこの界隈を歩く。
蕎麦屋でビール少しだけ。今度はコップ半分。
出て、洋風居酒屋へ。
ワインのデキャンタ頼む。
でも、ボクは、ワイングラス一杯も飲み干せない。
もうボクには、呑むことはできない。飲むのみ。
でも、それでいいかと思う。
タクシーで帰宅。
2010年5月23日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
10月19日に思うこと、
総裁選が大騒ぎの果てに、終わったかと思ったら、今度は、衆議院解散で、選挙だ。31日投開票だから、あまり日もない。 議員たちが、国会から引き上げる様子を見ていると、次の選挙に向けて密かに闘志を燃やしているのか、あきらめているのか、うつむき加減で、深刻な表情を浮かべている。 ...
-
仲代達矢さんとの二度目の仕事が、すすんでいる。 『日本の悲劇』と題するこの映画のシナリオを、ボクは遺書を書くような気持ちで、書き綴っていった。 とてもこれは映画にはならないだろうなあと思っていた。遺書というものは、何度も書くものではないと思うし、書き直したりもしないものなんじ...
-
知ってる人は知ってるのだが、ボクはこの映画のもとになった脚本を随分前から持ち歩いていた。キャスト欄には名前も入っていたが、実現することはなかった。 こんなことは良くあることだったが、その時は、自主制作でも作る積りでいたので、製作を中止した時は、随分と落ち込んだ。 キャスト欄に...
-
HBO製作のこのドラマ。以前にも、一度観たことがあるが、体調が優れず、ほとんどを眠って過ごした。とにかく、体力がないとドラマや映画を観ることは出来ない。体力をつけるには、とにかく食べること。それに尽きるようだ。 食欲が出てきたときには、いままで敬遠していた映画を観ることが出来る...
『春との旅』公開おめでとうございます。
返信削除先日から私のボスの勧めで
『映画監督 小林政広の日記』
を読んでいます。
読んでみて、ボスが『春』を切に応援し続けている理由を理解し納得しました。
監督は本当に天才だと思いました。
ここ数日とても感動する事が多く、小林監督にありがとうと伝えたくなりました。
が
文章が拙く、この気持ちを伝える自身がないので…心だけ込めます。
小林監督、どうか ご自愛ください。
ずいぶん遅れた返信、御容赦ください。心配してくれてありがとうございます。とにかく、駆け抜けます!
返信削除