豊洲まで散歩。
色々考えるがまとまらない。
肩を落として帰宅。
ツイッターのDMに、北海道のIからメッセージが。
北海道でも『春との旅』評判がいいようだ。
何だかとても嬉しい。
北海道で何本も映画を作って来たけど、そんな声、聞いたこともなかったからな。
ただ、今までどこが違うのか、ボクには良くわからない。
予算があったので、キャストを揃えることができたのと、ロケ地が点在していたので、撮影日数がいつもの倍以上になったのと、あとは…、と考えてもあまり思いつかない。撮影方法は、毎回台本に合わせて変えていたりしているので、今回は、切り返しのようなものも使ってはいるけど、普通の切り返しにはなっていない。音楽を多用したのも、前の何本かでは使わなかったり、使っても一曲。それも、映画のラストに使うぐらいだったりしたが、その前は、同じような使い方をしていた。
やはり、シナリオかとも思うが、自分から出て来たものなので、根っこはあまり変わらないと思うが…。
知り合いからメールが来て、『グラントリノ』のようだと言っていたが、そうなのかなと思うだけ。『グラントリノ』は素晴らしい作品だと思うが、それほど共通点は感じられない。頑固で理不尽な老人が主人公というのは共通しているが。
時代なのかな。
世知辛い世の中だからな。
観た人の心を和ませられたということなのかな。そんな結論に至る。
「今までの映画は、辛すぎるのよ」
と奥さんは言う。
「観てらんないもの」
と言う。
確かに『バッシング』からのボクの映画は、お客さんに何かを突きつけてはいる。
それがお客さんを拒否しているようにも受け取れるんだろう。
でも、違うんだけどなとボク。
そうじゃないんだけどなと繰り返している。
2010年5月26日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
10月19日に思うこと、
総裁選が大騒ぎの果てに、終わったかと思ったら、今度は、衆議院解散で、選挙だ。31日投開票だから、あまり日もない。 議員たちが、国会から引き上げる様子を見ていると、次の選挙に向けて密かに闘志を燃やしているのか、あきらめているのか、うつむき加減で、深刻な表情を浮かべている。 ...
-
仲代達矢さんとの二度目の仕事が、すすんでいる。 『日本の悲劇』と題するこの映画のシナリオを、ボクは遺書を書くような気持ちで、書き綴っていった。 とてもこれは映画にはならないだろうなあと思っていた。遺書というものは、何度も書くものではないと思うし、書き直したりもしないものなんじ...
-
知ってる人は知ってるのだが、ボクはこの映画のもとになった脚本を随分前から持ち歩いていた。キャスト欄には名前も入っていたが、実現することはなかった。 こんなことは良くあることだったが、その時は、自主制作でも作る積りでいたので、製作を中止した時は、随分と落ち込んだ。 キャスト欄に...
-
HBO製作のこのドラマ。以前にも、一度観たことがあるが、体調が優れず、ほとんどを眠って過ごした。とにかく、体力がないとドラマや映画を観ることは出来ない。体力をつけるには、とにかく食べること。それに尽きるようだ。 食欲が出てきたときには、いままで敬遠していた映画を観ることが出来る...
0 件のコメント:
コメントを投稿