少しづつ、ダルデンヌの本を読んでいる。
何年間かの日記とシナリオ。
タルコフスキーのように激しい心情の吐露はない。
これもまたダルデンヌらしいなと思う。
ボクは、『ロルナの祈り』を、あまり好まず、そこからさかのぼって、『ロゼッタ』や『ある子供』を考えると、何か、空しさを覚えてしまった。
その空しさを探ってみたくて、読んでいる。
× × ×
昼は、お台場で、Kさんと打ち合わせ。
一旦帰って、夜に赤坂見附に出て、UST。
タカハタ秀太さんの番組。
タクシーで帰る。
家に辿りついた途端に、疲れ果てて、寝る。
こんなことも、滅多にない。
結局、七夕の夜は?
2010年7月8日木曜日
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小林政広 さま
返信削除はじめまして。
まえからお名前だけは知っていて、
たまたま、スカパーで「幸福」を見て、仰天!
カウリスマキに似た作風かと思いましたが、
ずこい人が日本にもいるものだと。
それで、「ワカラナイ」のDVDを入手し、
映画仲間の友人たちと4人で鑑賞。
全員、ためいきをつくほど、圧倒されました。
この作品では、ロベール・フレッソンを想起してしまいました。
すごいと思ったのは、
警官の尋問シーン。
ずっと少年の顔だけで通しているのが、
たまらないです。
地下鉄の・・・・の歌には、
映画よりも、あなたのやさしさが、にじんでいます。
ぼくは、高田 渡も、けっこう聴いていたのですが、
彼の歌よりも、ずっとリリックですね。
これから、すこじずつ、
全作品を鑑賞していきたいと思っています。
ちなみに、ぼくが好きな映画作家は、
ソクーロフ、タルコフキー、
そして、ビターリ・カネフスキーあたり。
日本には、あまりいなくて、
「生きる」の黒沢、「日本の悲劇」の木下、
「東京物語」の小津・・・・
そんなところですが、
遅ればせながら、
小林さんも追加させていただきます。
ますますのご活躍を。
くれぐれも、お体は大事になさってください。
ありがとうございます。『幸福』がスカパーで放送されていたことを、初めて知りました。観てくれたようで嬉しいです。それと、『ワカラナイ』も。いろいろ暗中模索の中で、格闘しています。あと何本映画が作れるかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。
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