八月八日の気仙沼での上映会の招待状を、撮影でお世話になった人に、配りに行く。
ここ唐桑では、『ワカラナイ』も撮影したのだが、こちらの方は、何もせずだったので、今回はきちんとしないといけないと思いつつ、ひょっとしたら、漏れてるところもあるかも知れない。
監督といえども、現場のことを何から何まで知っているわけではなく、本来ならば、きちんとしたリストなどを制作は作成すべきで、撮影後の挨拶もきちんと行うべきなのだが、当の制作が、現場が終わった途端に、居なくなってしまったので、本当にあちこちに不義理をしてしまうことになった。
今までの映画も、こんな調子だったのかと思うと、途方に暮れる。
他の現場のことは知らないが、ボクの現場は、予算的にも、精神的にも、相当きつい。
ただ、ボクは演出的には無理難題を言っても、金銭面での帳尻は考えているし、無理なら無理で、言ってもらえれば、変更は可能なのだが、粗野ではどうにもならない。
自主映画の場合は尚更だ。気づかいの出来ない人間には、映画に関わる資格はないと思っている。
世話になったという気持ちはあるが、それは、お互い様だと思っている。
スタッフのために、映画を作っているわけではないのだ。
こんなことを書いていると、愚痴になるので、やめる。
せっかくの快晴の一日が、台無しになるからな。
今日から、渡辺真紀子主演の『トルソ』が始まる。
ユーロスペースで、レイトショー公開。
みなさん、観に行ってあげてください。
渡辺は、ボクの同志ですから! (と、これは一方的なボクの思いです)
挨拶回りの後、スーパーで、買い出し。
明後日からは、ひとり暮らし。
出来れば、シナリオを一本仕上げたい。
2010年7月16日金曜日
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