2010/07/20
曇天。
暑さはそんなに感じない。
でも、暑いのだろう。
イオンまで、諸々買い物。
戻って、風呂に入る。
さあ、映画だ。
『フロストVSニクソン』観る。
意外に面白い。
劇の映画化らしいが、シナリオが良くできている。
ロン・ハワードは相変わらず、堅実で、そつなく仕上げている。
しかし、こう言う映画は難しい。実際にあったことを映画にするのは、労力のわりには、成果は芳しくない。
余程の使命感のようなものが、製作者にないと駄目だな。
『ブッシュ』観る。
こちらは、使命感はあるのだが、空回りしている。
何か、オリバー・ストーンの過去の映画を観ているような錯覚に陥る。
シナリオの構成などで、得るところもあったが、全体的には、退屈だった。
ボクだけだろうか?
『私のイタリア映画旅行』観る。
四部からなるこの映画。
映画のための映画だ。
ドキュメンタリーと言う表現ではくくれない。
若い人たちこそがこの映画を観るべきだ。
そして、その精神を学ぶべきだ。
ボクには、少しと言うか、かなり辛い映画体験。
それでも、この先、何度か観ることになりそうだ。
思いあがった自分を、徹底的に断罪できる。
ただただ、「すげえなあ」と感嘆の声を上げるばかり。
観終わったのは、深夜。
しばらく放心状態で、過ごす。
本当に、この映画には打ちのめされた。
もう、しばらく映画を観ることはやめようかと思う。
そう思いながら、今に次のDVDを手に取ろうとしている。
とにかく今日は、これでおしまいだ。
そうしよう。
自分に言って、テレビのスイッチを消す。
部屋の明かりを消して、寝室へ。
ベッドに横になるも、目に浮かぶのは、デ・シーカの映画。
ロッセリーニの映画。
参った。
降参だ。
2010年7月24日土曜日
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