2010年2月1日月曜日

2010/01/31

今日は父の三回忌。

とは言っても、住職にお経を読んでもらい、お参りをしただけ。

終わって、「銀座アスター」に行く。

親父がよく行ってた中華料理店で、お茶の水店が出来るまでは、本郷三丁目から地下鉄に乗って、銀座のお店に行っていた。

今日はお茶の水店に行った。

ここで大体食べるのは決まっていて、蟹肉の入ったコーンスープだ。

とても上品な味だったのは覚えているけど、どんな味だったのかは忘れていて、今日久しぶりに食べたのだが、以前より、少し味が薄い気がしたが、昔のことを思い出した。

フカヒレスープも頼んだことがあったが、これは滅多なことでは頼めない。随分と値が張るからだ。確か、祖母の喜寿だかのお祝いの時は、これを食べたような気がする。

ボクはその頃は高校生だったか?

フカヒレスープより、いつものコーンスープの方が良かったのにと思ったものだ。

今は、たまに唐桑に行くので、気仙沼でフカヒレは手に入る。一度、父の生前、気仙沼で売ってるフカヒレスープを父に送ったことがあったけれど、例によって、あんなものは食えないと叱られた。

体調が悪かったり、何か不愉快なことがあったりすると、なんら関係のない人に向って憎まれ口を叩くのは死ぬまで治らなかったようで、ボクにも、それは受け継がれていて、時どき、自分のしていることが、親父に似て来たなと感じることがある。

それはさておき、

「銀座アスター」では他に、春巻きとか焼きそばとか、炒飯とかを頼んだ。いつもの店より全体的に味が薄い。普段行く店がどれだけ大衆的かと言うことを思い知らされた。息子も喜んで食べていた。

デザートも食べたので、かなり血糖値は上がってしまったことだろう。

今夜は、ご飯とちょっとしたもので済まそうと思っていたが、夕飯もそれなりに食べてしまい、お供えのカステラも持って帰ってきて、食べたので、まずいなとひとり呟いていた。

「春との旅」の主人公、忠男はボクの親父とは何の関係もないのだが、やはりシナリオを書いたのがその息子なので、おのずと親父の影のようなものは引きずっているのだろう。

何か、今日は親父の三回忌でもあり、忠男の三回忌でもあったようで、いろいろと映画のことや親父のことを考えて一日を過ごした。

一周忌の時に、住職が、法事と言うのは故人を思い出すことだと言っていたので、そのようにつとめた。

もう直ぐ、日が変わる。

×  ×  ×

「無縁社会」と言うスペシャル番組を見た。

『ワカラナイ』や『春との旅』で描いたことが、現実となっていることに愕然とした。

今度は、『無縁』をテーマに映画を作ってみようかと思う。

とにかく息苦しいこの国。

息苦しくなかったことなど、今まで一度もない。

この息苦しさと言うのは、どこから来るんだろう。

突破口はないのか?

こうして、生きて死んでいくのか?

本当にそれだけでいいのか?

朝青龍の暴力事件がテレビや紙面を賑わしている。警察がリンクしたに決まっているが、随分と姑息なことをするもんだと思う。相撲が国技だと言うなら、横綱は何だ? 被害者が示談で済ませたのならば、それでいいではないかと思う。

国民の圧倒的支持で、政権交代がなされたと言うのに、野党ならまだしも、マスコミがこぞって粗さがしだ。これが検察のリンクでなくて何だろう?

それで知らない内に、予算案は可決。

今朝も、テレビで政治家が討論していたが、朝までテレビと同様の平行線。何もまとまらない。まとまらないのなら、こんな番組やらなきゃいいのにと思うが、こうした議論が民主主義だとでも思っているのか、日曜日になると始まる。

見なきゃいいのだが、つい見てしまい、また、嫌な気分になる。

以前は、「朝までテレビ」で徹夜して、「日曜討論」になだれ込んだりしていて、こうなるともう、「ブルー・マンデー」ではなく、「ブルー・サンデー」だ。

と、ここまで書いていて、あ、ボクも映画で同じようなことをしているなと思い、反省。

×  ×  ×

淡島さんの舞台を今、名古屋の御園座でやっています。

近くにお住まいの方、ぜひ、見に行ってください!

×  ×  ×

仲代さんの舞台も、そろそろ始まります。

みんなで行きましょう!

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