2010年1月22日金曜日

2010/01/22

先日セバスチャン・サルガドの番組を見ていて、不思議な気持ちになった。
恥ずかしいことだけど、ボクはサルガドが生きてるなんて思ってもいなかった。
モノクロ写真しか撮っていないと言うこともあるんだろう。
テレビを見ながら、これは合成で出来ているものだと思っていた。
それぐらいあのサルガドが日本人と話しているのが不思議だったのだ。
調べてみたら、サルガドの写真展も行われていたらしい。本人が来日して、いろいろと取材にも応じていたそうな。だから、番組にも出たんだろうけど、それでもまだ信じられないことだった。ボクは、ドアノーとかブレッソンの時代の人だと思っていた。
アフリカの写真は素晴らしかった。
そして、今現在取り組んでいるテーマも素晴らしい。
もう十年以上前だけれども、BUNKAMURAで、サルガドの写真展を見て、ブラジルの鉱山の写真を見て、圧倒されてしまい、目録を買って、ずっと見ていた。その間もボクは、サルガドが生きているなどとは思ってもいなかった。
昨年、映画祭でリオに行った時も、サルガドがブラジル出身だと言うことで、向うの人たちと話をしていて、妙にかみ合わず、どうしてなんだろうとずっと不思議に思っていたのだが…、そう言うことだったんだな!

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