2015年4月16日木曜日

瞳を、閉じて、

最近、目を閉じることが、多くなった。
あんまり観たくないと言うのもあるけれど、眠りたいと言うのも、ある。
瞬きすら無駄だと思っていた、若いころ。
「何でも、見てやろう」
と言う本が、あったけれども、遠い、昔。
今は、何でも、見てやろうなんて思わなくなった。
なるべく、大事なものだけを見ていたい。


音楽も、同様。
本も、映画も、同様。
出来れば、大事なものだけにしたい。
人気があるとか、ヒットしているとか、なんやらかんやらの情報には、惑わされずに、直感でとか、誰か、信頼する人のお奨めとか。
とにかく、見るものも、聞くものも、制限しないと、ちょっと、持たないと思うようになった。
持たないと、いうのは、死ぬまで、興味が持続しないと言うこと。


目を閉じると、色んなことを考える。
考えて、考えるのにも、飽きて、いつの間にか眠っている。
眠ると、夢を見る。
見ないときもあるけど、
最近は、毎日のように夢を見る。
夢見て、笑っているときもある。


いつか目を閉じて、そのまま、醒めない時が来るのかも知れない。
それだったら、幸せだと思ったり、
そりゃあ、怖いなと思ったり。


でも、それは、その時のこと。
予測なんか出来ないし、予測したって、その通りになる訳がない。
きっと、ならないんだろう。


ボクらは、今を生きてる。
今、この瞬間を生きてる。
目を閉じても、








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