2010年11月11日木曜日

イタリアの天使

あー、たくさんだ、こんな風の吹く公園は

よごれた新聞紙が、空に舞う

ここにもないですか ここにもないですよ

あそこにもないですか あそこにもないですよ

穴ぼこはないですか だまされないでおくれ

これまでだつたんですね

ここまでだったんですね



いつか君の住むイタリアへ行きたい

田舎町じゃ埃もたつだろう

そんなに遠い話じゃないんだ

ポケットは絵筆で一杯だから

たくさんの色を使った浜辺で腰をおろし

あの国のことを思い浮かべてみよう



ねぇ一体どうしたんだい

いつもはうつむいてばかりいるくせに

何をそんなに浮かれてるんだい

大嫌いだあんたが直ぐに逃げちまう

今日限りでここを出ようと思う

さようなら年老いた意気地ない詩人達よ



魂は少し磨り減っちまった

望みもそんなにありやしない

でもいつだつて思いのままさ

この通り翼だってあるもの

空を飛んで行くのもいいな

出来ればこんな風の吹かない朝にでも



おめでとうちっぽけな唄を贈ります

おめでとう おめでとう おめでとう

いつだつて君のもとへ駆けつけたいだけ

おめでとうちっぽけな唄を贈ります

一晩の内に素敵な恋をしてしまう

君はこの町で、たったひとりの天使だ



このまま死ねるんなら立ったままで

三日月お月さん ごきげんよう

まるでとるに足らない毎日よ

君の足音だけでも残して行っておくれ

まるでとるに足らない毎日よ

君の足音だけでも残して行っておくれ

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