2010年11月11日木曜日

片道切符

おいらいつも見知らぬ町にいて
ひとりぼっちだったような気がする

だっていつも通る貨物列車を見て

いつか飛び乗ってしまいたいと思うから



何日も何日も汽車はおいらを乗せて行く

いくつもの虹の間を抜けて

ずっと遠く誰か 愛する人の

待ち焦がれている土地へ



生まれたところだけがおいらの

落ち着ける所じゃないと思うし

このくたびれた貨物列車においらの

擦り切れた人生を乗せて行くんだ



昨夜の夢にうなされ疲れた

体を線路に放り出して

海の向うまでもこの貨物列車に

ひきずらせてしまいたいと思う



海を越え 山を越え 丘を越えて

空と陸との間を抜けて

ずっと遠く誰か 愛する人の

待ち焦がれている土地へ





おいらこうして見知らぬ町にいて

生あったかいため息をついてる

おはよう 寄る辺ない小鳥たちよ

おやすみ やさしい小鳥達よ

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