2010年5月30日日曜日

2010/05/27

結局、昨日はどこにも出なかった。

午後からは比較的体調がよく、少し元気になった。

だから、今日は、歩こうと午後から家を出た。

息子がラジコンしているのを遠くから眺め、それから停まっていたバスに乗って、豊洲へ。

失敗したかなと思ったのは、その時だ。

サンダル履きで、シャツ一枚。

カフェに入ったら寒い。

で、サンドイッチをひとつ食べてから、外に出たのだけれども、サンダルで歩いたので、脚の具合が悪くなった。

昼食をとってから、少し休む。

「まずいな」

と、思う。

このままではどうしたって帰れない。

それでネットを検索すると、『シャッター・アイランド』が明日までとある。

「よし! 今夜は映画だ!」

と、決意し、時間調整して、ユナイテッドシネマへ。

ここには、『アバター』を観て、以来。

で、『シャッター・アイランド』観る。

脚の痙攣が始まり、攣る。

ううっ、来たか!

と痛みをこらえながら、画面を見入るが、台詞のやりとりばかりで、画面は室内からなかなか外に出ない。

冷や汗が出て来る。

出ようかと思うが、スコセッシの映画で出るわけにはいかない。

ここはじっと堪える。

映画は、後半になってようやくストーリーが見え始める。

なるほどと思い出すのも、後半。

それまで見落としていたことが悔やまれるが、脚がこの様ではどうしようもない。いや、脚の問題だけではなくて、この映画の作りの問題なのだと後になって思うが、映画が終わると久しぶりに、クレジットタイトルまですべて観ているボクに気付く。

そうか、スコセッシとデカプリオは、『スルース』のような映画を作ろうとしたのかとようやく気付いたのは、三軒目の店「デニーズ」に入り、ラテを飲んでる時にだ。

『スルース』を観てる時の居心地の悪さが、『シャッター~』にもあるのに気付く。

一幕物の芝居が原作の『スルース』だが、『シャッター~』はどうだか知らないが、意図的にそのような作りになっている。

いいな。

余裕だな。

と思う。

こんな映画、ボクには死ぬまで作れないんだろうなと思うとさびしい気持ち。

脚を庇いながら、帰路についた。

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